一般社団法人 日本緩和医療薬学会

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<研究推進委員会> 研究協力者公募

研究推進委員会では、学会員の研究支援のための活動を行っております。このたび委員会内にて緩和医療に必要な研究を抽出し、実施する運びとなりました。
下記の研究テーマごとに学会員とともに実施していきたいと考えておりますので、ご賛同いただけるようでしたら、研究協力者*としてご協力のほどよろしくお願いいたします。
応募希望される方は、2023年10月13日(金)15時(期日厳守)までに選択し、Googleフォームより応募いただきますようお願い申し上げます。
複数のテーマを選択されてもかまいませんが、応募多数の場合には、当委員会の厳正なる審査を行いますのでご了承願います。

*研究協力内容は、電子診療録調査、患者介入、研究結果の分析、論文作成です。

日本緩和医療薬学会代表理事 成田 年
研究推進委員会委員長 国分秀也

1)2年間で終了する研究

【研究1】保険薬局薬剤師におけるケミカルコーピングの実態調査

◆目的
薬局薬剤師における医療用麻薬のケミカルコーピングの認知度とその経験に関する実態を明らかにする。
◆研究方法
Googleフォームを用いた無記名自記式アンケート調査
◆資料
【研究1(PDF)】

【研究2】小児がん患者におけるオピオイド副作用発現状況に関する調査研究

◆目的
小児緩和ケアに携わる薬剤師の意識と小児がん患者へのオピオイド使用の現状の把握
◆対象
病院に勤務する緩和薬物療法認定薬剤師
◆研究方法
Googleフォームを用いた無記名自記式アンケート調査
◆資料
【研究2(PDF)】

【研究3】がん患者に対するジクトル®テープの有用性

◆目的
がん患者に対するジクトル®テープの有用性を検討する。
◆対象
ジクトル®テープを導入したがん疼痛入院患者
◆研究デザイン
多機関共同後方視的観察研究
【研究3(PDF)】

【研究4】メサドンへの切り替え方法(SAG法、3DS法、Add on法など)についての実態調査

◆目的
本邦で行われているメサドンへの切り替え方法についての現状を把握する目的で実態調査を行う。
◆対象
メサドンを導入した入院患者
◆研究デザイン
多機関共同後方視的観察研究
◆資料
【研究4(PDF)】

【研究5】がん患者における鎮痛薬のPKPDモデル構築

◆目的
オピオイド鎮痛薬および鎮痛補助薬投与後の鎮痛効果経時的推移を記述する数理モデルを構築する。
◆対象
オピオイド単剤、オピオイド多剤併用、またはオピオイドと鎮痛補助薬併用における鎮痛効果の経時的推移を報告した文献
◆研究デザイン
model-based meta-analysis
◆人数制限
5名以内
◆資料
【研究5(PDF)】

2)2年以上継続する研究

【研究A】ヒドロモルフォン(HM)製剤の換算に関する臨床前向き比較試験

◆目的
HM製剤の注射剤から経口剤へ投与経路変更を行う際の適切な換算比を明らかにする。
◆研究デザイン
多機関共同前向き比較研究
◆対象
HM注射持続投与からHM経口へ切り替えを行う患者
◆介入
換算比をランダム化にて決定(注射持続投与量の3倍もしくは5倍)
◆資料
【研究A(PDF)】

【研究B】オキシコドンと抗がん薬併用に対する臨床前向きPKPD試験

◆目的
オキシコドン(OXY)と経口抗がん薬あるいは免疫チェックポイント阻害薬併用に対する効果および副作用を検討する。
◆対象
経口OXYを使用しており、経口抗がん薬あるいはICIsを併用したがん性疼痛患者
◆研究デザイン
多機関共同前向き臨床試験
◆評価項目
1日平均疼痛強度(VAS) の変化率(抗がん薬併用前と投与後)、抗腫瘍効果(腫瘍マーカー、奏効率、腫瘍の縮小率を経時的に観察)、有害事象(血液検査、悪心嘔吐、傾眠、1分間の呼吸数、QTc、各抗がん薬の有害事象等)、鎮痛に影響する因子(多変量解析)、PKPD解析(症例ごとに投与量、採血時間、効果判定時間が異なるデータに対して有効な母集団薬物動態/薬力学解析を行う)
◆資料
【研究B(PDF)】

申し込み

下記googleフォームよりご入力ください (※締切2023年10月13日 15時まで)

https://forms.gle/oVFUThXvRuo1WNvd6

なお、申し込み以前のご質問がある場合も、その旨googleフォームへご入力の上送信ください