一般社団法人 日本緩和医療薬学会

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緩和医療専門薬剤師研修施設外研修者 研修要項

2024年8月1日

緩和医療専門薬剤師研修施設では、緩和医療専門薬剤師を目指す緩和薬物療法認定薬剤師を、緩和医療専門薬剤師あるいは緩和医療(暫定)指導薬剤師が指導します。このたび、自施設外の緩和薬物療法認定薬剤師を受け入れ研修を行うにあたり、本要項を定め公開いたします。
各研修施設においては、研修ガイドライン等に則した研修提供開始についてご準備ください。緩和医療専門薬剤師輩出のため、指導者の皆様におかれてはご協力くださいますようお願いいたします。

専門薬剤師制度委員会 委員長 髙瀬 久光

自施設外研修者の研修方法

  • 研修期間は、200単位を満たすまで、かつ5年間をかけ修了すること。
  • 1日1単位、半日0.5単位とする。1日とは6時間以上、半日とは2時間以上6時間未満とする。
  • 必要単位200単位のうち、50単位までLMSまたはWeb研修での取得を可能とする。
  • LMSまたはWebを利用した研修は、期間中の合計時間に0.1を掛けた数字を単位数とする。実地・対面研修では、6時間=1単位とするが、LMSまたはWeb研修では、10時間=1単位とする。
  • 研修コアカリキュラム、研修ガイドライン、本研修マニュアルに沿って研修を行うこと。
  • 評価表は、(暫定)指導薬剤師用の研修証明書を活用すること。
  • 研修証明書は、3年間有効とし、専門薬剤師申請に使用可能とする。
  • 被研修者が、専門薬剤師申請時に提出する症例はすべて当該研修施設におけるものとする。
  • 指導者が緩和医療専門薬剤師の場合、本研修実施単位50単位まで、専門薬剤師認定更新時に申請可能である。暫定指導薬剤師かつ認定薬剤師の場合、同様に50単位まで、認定薬剤師更新時に使用可能である。
  • 研修者は日本緩和医療薬学会へ、1年につき50,000円(税込)、5年間で250,000円(税込)を支払う。また、年間50,000円(税込)のうち、学会手数料として6,000円(税込)を差し引き、学会から44,000円(税込)を研修施設へ支払う。
  • 研修施設は複数でも差し支えないが、それぞれの研修施設の(暫定)指導薬剤師または専門薬剤師の証明書の提出が必要である。複数施設で合算し200単位を満たすまで研修を行うこと。研修受入費用は、研修時間数に応じて案分し支払うものとする。

緩和薬物療法認定薬剤師 研修希望者

申込要領:

研修希望開始月の6ヶ月前に、当学会事務局まで申込連絡を行うこと

費  用: 1年につき50,000円(税込)、5年間で250,000円(税込)
参加資格:

当学会会員かつ緩和薬物療法認定薬剤師
※研修期間5年間の間にも、緩和薬物療法認定薬剤師を更新し資格継続に努めること

参加条件:

・期間中、研修施設に通い、研修に参加できること
・受入れに係る健康診断の受診またはワクチン接種等の条件を満たすこと
・緩和医療専門薬剤師研修施設外研修者研修に係る契約書、その他研修施設が必要とする書類を提出できること
・施設独自書類提出、研修スケジュールは研修施設と研修希望者で調整連絡を行うこと

研修施設: 学会にて緩和医療専門薬剤師研修施設と研修希望者をマッチングし決定
申込方法: 緩和医療専門薬剤師研修施設より、研修を希望する施設を第1~第3希望まで選択し、当学会事務局までメールにて申し込み
メール内容には、氏名、所属先名及び役職、緩和薬物療法認定薬剤師(初回)取得日を記載すること

研修に係る契約書フォーマット

緩和医療専門薬剤師研修施設外研修者研修に係る契約書(Word)

関連資料

緩和医療専門薬剤師養成研修コアカリキュラム 第2版
緩和医療専門薬剤師養成研修ガイドライン 第2版
緩和医療専門薬剤師 研修評価表(コンピテンシー)
緩和医療専門薬剤師研修マニュアル

申込・お問合せ

一般社団法人 日本緩和医療薬学会(JPPS)事務局
〒550-0001 大阪市西区土佐堀1丁目4-8 日栄ビル703A あゆみコーポレーション内

TEL.06-4256-6010 FAX.06-6441-2055
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