
<研究推進委員会> 研究協力者公募
研究推進委員会では、学会員の研究支援のための活動を行っております。このたび委員会内にて緩和医療に必要な研究を抽出し、実施する運びとなりました。
下記の研究テーマごとに学会員とともに実施していきたいと考えておりますので、ご賛同いただけるようでしたら、研究協力者*としてご協力のほどよろしくお願いいたします。
応募希望される方は、2025 年 10 月 14 日15時(期日厳守)までに、選択くださいますようお願い申し上げます。
複数のテーマを選択されてもかまいませんが、応募多数の場合には、当委員会の厳正なる審査を行いますのでご了承願います。
*研究協力内容は、電子診療録調査、患者介入、研究結果の分析、論文作成です。
日本緩和医療薬学会代表理事 成田 年
研究推進委員会委員長 国分秀也
【研究1】緩和医療における緩和医療専門薬剤師の介入による症状・苦痛緩和に関する有用性評価
◆目的
緩和医療において緩和医療専門薬剤師の介入が患者の症状・苦痛緩和に貢献できているか評価し、その有用性を評価する。
◆対象
多職種より構成される緩和ケアチームの薬剤師として緩和医療専門薬剤師が症状・苦痛緩和に向けた介入をした入院患者
◆研究デザイン
前向き観察研究
◆資料
【研究1(PDF)】
【研究2】外来緩和ケアにおける薬剤師介入の効果-多施設後方視的コホート研究(現状調査)
◆目的
緩和医療領域における医師の診察前面談の有効性を後ろ向きに評価する。
◆対象
がん疼痛治療のため外来通院中の患者
◆研究デザイン
多施設共同後方視的コホート研究
◆資料
【研究2(PDF)】
【研究3】小児オピオイド有害事象に関する多施設共同コホート研究
◆目的
小児がん患者におけるオピオイド使用に伴う副作用の発現率およびリスク因子を明らかにする。
◆対象
がんに伴う疼痛・呼吸苦のコントロール目的でモルヒネ持続投与(持続静注・持続皮下注)を新規に開始した小児患者(0-15歳)
◆研究デザイン
多施設共同後ろ向き観察研究
◆資料
【研究3(PDF)】
【研究4】ペンタゾシンと強オピオイド併用に関する有効性・安全性評価
◆目的
ペンタゾシンと強オピオイドを併用した症例を集積し、解析することでその有効性・安全性を明らかにすることを目的に行う。
◆対象
ペンタゾシンと強オピオイド製剤を併用した患者
◆研究デザイン
多機関共同後方視的観察研究
◆資料
【研究4(PDF)】
【研究5】がん患者の鎮痛薬による傾眠および注意力低下に関する調査
◆目的
がん性疼痛およびがん関連疼痛に対してオピオイド系鎮痛薬、抗てんかん薬、抗うつ薬を服用中のがん患者において、日中の過度な眠気や集中力低下による生活へ影響を定量的に評価する。
◆対象
オピオイド系鎮痛薬、抗てんかん薬、抗うつ薬を服用中のがん患者
◆研究デザイン
前向き観察研究またはアンケート調査
◆資料
【研究5(PDF)】
【研究6】がん性疼痛患者におけるジクトルの長期投与安全性評価
◆目的
ジクトルテープの長期投与安全性評価を行う。
◆対象
ジクトルテープあるいは NSAIDs内服薬を6か月間継続使用しているがん患者
◆研究デザイン
多機関共同後方視的観察研究
◆資料
【研究6(PDF)】
申込フォーム
下記googleフォームよりご入力ください (※締切2025年10月14日 15時まで)なお、申し込み以前のご質問がある場合も、その旨googleフォームへご入力の上送信ください。